ボリビア アグロ・タケシ・ティピカ
今年もアグロ・タケシの豆を買付けることができました。
コーヒー農園としては世界最高レベルの標高1,880〜2,350mにある天空の農園「アグロ・タケシ」。
標高が高い場所ほど昼夜の寒暖差が大きく、実がゆっくりと熟すため
甘く複雑な風味を有するコーヒーができるケースが多くあります。
しかしコーヒーが栽培可能な標高には限界があり、
アグロ・タケシのこの場所でコーヒー栽培を試みようとした際には
専門家の博士達は誰もが「標高が高すぎてここでコーヒーは育たない」と言ったそうです。
それでも、この環境でこそ高品質のコーヒーが作れるはず!という信念を曲げずに栽培に取り組んでこられました。
現在では毎年素晴らしい品質のコーヒーが作られています。
高標高、微小気候、農園に従事する人の研究成果と技術力、いくつもの要因が結んだ素晴らしい品質です。
今回ご紹介するのは「ティピカ」と呼ばれる品種。
ピーチ、洋梨のような甘いフルーツの風味。ブラックベリーのようなジューシーさ。
とても繊細で立体的な口当たり、シロップのような甘い余韻が長く続きます。
ぜひゆっくり味わってみてください。